🌎地球と70億の足跡👣~足跡×道しるべ~

社会人になるまでほとんど友達と旅行にも行ったことのない、コテコテの箱入り娘が友人の死をきっかけにバックパッカーになったお話。 ただ、読むのではなく、感じながら一緒に地球を歩いてくれたら嬉しいです

【足跡】24話

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【足跡】23話 - 🌎地球と70億の足跡👣~足跡×道しるべ~

 

 

 

私たちは係の人に誘導されて大きな釜の前にやってきた




ギィィィ





ガタン





竜太の入った棺は大きな釜の中に入れられ,釜の頑丈な扉がに閉められた







両親から順番にお焼香が始まる

私と母以外,親族だけなので,モチロン私の番は最後



自分の番になり
震える足で釜の前に立つ




しかし..
私の手は止まった



目を閉じて釜の中にいる竜太に小さな小さな声で話し掛ける

他から見たら,独り言を言ってる様に見えただろう









やだょ……やだょ...
やだやだ


竜太??

どこにいるの?
どこにいっちゃったの??


なんで帰って来ないの?
ねぇ…



また一緒にバイトするんでしょ?
3/1には帰ってくるんだょね?

死ぬって何?
どゆこと??




神様はどぅして竜太を選んだの?なんで竜太なの?

どこに連れてっちゃったの?




返してょ…




どぅにかすれば生き返るカモしれないじゃん

だから焼かないで
体をなくさないで…










この時私は
【大切な人を失って後を追って亡くなる人】
の気持ちが痛いほど良く分かった




【死】に対しての恐怖感がなくなったのだ





釜から出てきた竜太は

人間が簡単に抱えられる程の壺に入れられた




最後に触れた顔面の骨と
男らしいしっかりした喉仏が綺麗に残っていたのを今も覚えている









火葬も終わり
この日は帰宅した










そして

後々,竜太からの最後の贈り物を受け取ることになる

 

 

家に帰って
しばらくテーブルの椅子に腰掛け,沈黙が続いた




私は雰囲気が暗くならないようにと,

昔の携帯を持ち出して

お母さんに竜太との思い出話をした





全て当時も話してた...

 

 

 

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